再整備計画が進む大宮交通公園。園内では北消防署の建設工事が既に始まっている(京都市北区大宮)

再整備計画が進む大宮交通公園。園内では北消防署の建設工事が既に始まっている(京都市北区大宮)

 京都市はこのほど、休園中の大宮交通公園(北区)の再整備計画をまとめた。市民から存続を求める声が上がっていたゴーカートは廃止し、代わりに一風変わった自転車を体験できる「おもしろ自転車」コーナーを設ける。4月に着工し、2021年4月の再開園を目指す。

 計画では、市内唯一の交通公園としての機能を維持し、交通ルールを学べる自転車用の道路や交差点を整備するほか、管理棟を建て替え、交通安全教室に使えるコミュニティールームも設ける。
 おもしろ自転車コーナーは、幼児向けのランバイクや、複数人で乗車できるユニークな形の自転車などの乗車体験を想定している。乗車料金は有無も含めて検討中という。
 軽食を提供する飲食店2店、自転車修理などを請け負う店の計3店舗も新設する。公園の運営事業者となる大和リース(大阪市)を代表とする企業グループが店も運営し、収益を得る。運営や管理を民間に任せ、公園管理にかかる行政コストの削減を図る「Park―PFI」と呼ばれる方式で、市は同グループから使用料として年間約160万円を受け取る。
 ゴーカートの代わりに検討対象に挙がっていた電動ゴーカートの導入は見送る。市みどり政策推進室の担当者は「何とか導入できないかと考えたが、安全性を考慮してやむなく見送った。イベントなど期間限定での導入は継続して考えている」と話す。
 同園は1969年の開園。施設の老朽化や北消防署が園内に移転するのを機に市が再整備を決めた。