京都地裁

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 京都府京丹波町の住民宅や空き家に放火したとして、現住建造物等放火などの罪に問われた同町の無職の女(40)の裁判員裁判で、京都地裁(柴山智裁判長)は3日、被告の女に懲役8年(求刑懲役10年)を言い渡した。

 判決によると、2017年5月から1年間にわたり、同町中台の女性宅や空き家など計7件に火を放ち、家屋を焼損させたり、倉庫を全焼させたりした。
 柴山裁判長は、犯行現場は木造建物が多い狭い地域だったとして「重大な結果が生じかねず、近隣住民に多大な恐怖感を与える危険で悪質な犯行」と指摘。弁護側は、精神疾患や服用薬の影響で責任能力は限定的などと主張していたが、「動機はストレス発散などで、各犯行時の行動も合理的」として完全責任能力を認めた。