新型コロナウイルスの感染終息などを願い読経する僧侶(4日午後1時20分、京都市右京区・仁和寺)

新型コロナウイルスの感染終息などを願い読経する僧侶(4日午後1時20分、京都市右京区・仁和寺)

 新型コロナウイルス感染の終息を祈願する法会が4日、京都市右京区の真言宗御室派総本山・仁和寺で営まれた。感染による死亡者を追悼し、患者の回復も願う僧侶たちの声が金堂に響いた。

 法会は午後1時から始まり、僧侶22人が着座し、密教経典「理趣経」などを読経した。続いて、本尊の阿弥陀如来像を前に、同派宗会議長の木村正知さん(67)が祈願文を読み上げ、「物故者 追福菩提」「感染者 早期回復」「病魔撲滅 早期終息」などと求めた。瀬川大秀門跡(72)も焼香した後、参列した。
 御室派の宗会が5、6日に仁和寺で開かれるのに合わせ、各地の宗会議員が呼び掛けて営まれた。木村さんは「宗会議員から自然と声が上がり、行うことになった。感染の被害が少しでも軽くなり、早く終息するよう祈りに気持ちを込めた」と話していた。