【資料写真】銭湯

【資料写真】銭湯

 滋賀県公衆浴場入浴料金審議会は4日、公衆浴場(銭湯)の入浴料を6年ぶりに改定し、今年5月1日から大人料金を20円値上げして450円とする意見をまとめた。12歳未満は現行の150円(6歳未満は100円)のまま据え置く。近く三日月大造知事に意見書を提出する。

 改定されれば、消費税率が8%に引き上げられた2014年に、それぞれ大人30円、6~11歳10円、6歳未満20円値上げして以来。

 銭湯の入浴料金は物価統制令で都道府県ごとに最高額が決められている。滋賀県内の銭湯は14施設で、前回改定時から8施設減った。今回、業界の要望などを踏まえて開かれた審議会では、昨秋の消費税増税や人件費・上水道代の上昇などを勘案し「適正な経営状態を維持していくためには、入浴料金の改定はやむを得ない」と判断した。

 委員の一人で、県公衆浴場業生活衛生同業組合の津田清一理事長は「銭湯は入浴客が減って経営が厳しい。ただ、値上げしてお客さんが離れるのもつらく、一気に上げるわけにはいかない」と現状を話した。

 近隣府県の大人料金は、京都、大阪、兵庫が450円、奈良、和歌山が440円。