畳をたたき、堂内にたまったほこりを払う参加者(20日午前9時40分、京都市下京区・東本願寺)

畳をたたき、堂内にたまったほこりを払う参加者(20日午前9時40分、京都市下京区・東本願寺)

 新年を前に恒例の「おすす払い」が20日、京都市下京区の東本願寺と西本願寺であった。門徒たちが割り竹を手に畳を一斉にたたくと、1年間にたまったほこりが舞い上がった。

 東本願寺の御影(ごえい)堂、阿弥陀堂でのおすす払いには職員や門徒約160人が参加。手ぬぐいやタオルで頭を覆い、マスクを着けて横一線に並ぶと、職員の「始め」の掛け声で息を合わせて長さ約1メートルの割り竹を振り下ろした。

 堂内には「バタバタ」という音とともにほこりが舞い上がり、もやがかかったように。ほこりは特大のうちわで堂外へとあおぎ出された。

 約1時間半後、大谷暢顕門首(88)が大型の竹ぼうきで「寿」と空中に書き、迎春準備を整えた。

 西本願寺でもこの日、おすす払いが行われた。阿弥陀堂が修復中のため、御影堂のみで実施された。