新型コロナウイルスの影響で来場者のキャンセルが出ている「麒麟がくる 京都大河ドラマ館」(1月11日、亀岡市追分町)

新型コロナウイルスの影響で来場者のキャンセルが出ている「麒麟がくる 京都大河ドラマ館」(1月11日、亀岡市追分町)

 新型コロナウイルス感染拡大による観光自粛ムードを受け、京都府亀岡市の大河ドラマPR施設「麒麟(きりん)がくる 京都大河ドラマ館」にも団体予約客からのキャンセル連絡が相次いでいる。4日の市議会一般質問で明らかになった。
 同館は1月11日、同日に完成したサンガスタジアム京セラ(府立京都スタジアム)の一角で開業。戦国武将明智光秀と市のゆかりをアピールする施設として、集客に期待がかかる。
 だが、コロナウイルスの影響で客足が伸び悩み、市によると4日現在で、209団体9199人からツアーを取りやめるとの連絡を受けている。すでに6月の来館を断念した客もいるという。市は1年間で50万人以上の入館を見込むが、オープンから3日までの来館者は約2万4千人にとどまる。
 同館は、スタッフのマスク着用や来館者の消毒を促して営業を続けており、来月には初めて展示替えも行う。市光秀大河推進課は「今は感染防止対策を強化し、収束した段階で攻勢をかけたい」としている。