子ども用の食事の無料提供を始めた吉田さん(東近江市八日市本町・パンカフェKOKON)

子ども用の食事の無料提供を始めた吉田さん(東近江市八日市本町・パンカフェKOKON)

中学生と英会話する村田さん(右)=東近江市東中野町・中野ヴィレッジハウス

中学生と英会話する村田さん(右)=東近江市東中野町・中野ヴィレッジハウス

 新型コロナウイルス感染防止のための臨時休校を受けて、滋賀県東近江市の民間団体が子どもや保護者への支援を広げている。カフェが子ども用の昼食を無料提供したり、NPO法人が子どもの日中の過ごし方などに悩む保護者にメールでアドバイスしたりしている。

 東中野町のレンタルスペース「中野ヴィレッジハウス」で、カフェの運営などを手掛ける「地球ハートヴィレッジ」は、小中学生の学習指導や居場所づくりに乗り出した。同団体と交流のある龍谷大4年村田健斗さん(23)が「子どもの役に立ちたい」と提案した。
 初回の3日は市内の小中学生計10人が、村田さんと英語のカード遊びや簡単な英会話、学校の宿題をこなした。中学3年の男子生徒は「1人で時間をつぶすよりも有意義」と満足げだった。村田さんは「子どもの面倒を見るのに困っている家庭があれば利用してほしい」と呼び掛ける。6~10日、13~15日に実施。昼食も500円で提供する。定員10人で予約優先。同ヴィレッジ080(8342)0128。ボランティアも募っている。
 八日市本町の飲食店「パンカフェKOKON(ココン)」は大人1人の注文につき、子ども用の食事(約700円相当)を無料提供する。店主の吉田健一郎さん(40)は「外食にも出費はかさむし、毎日の昼食を考えるのに苦労する親もいる。親子の支えになれば」と話す。数に限りがあり、今月末までの平日午前11時~午後2時に実施する。
 親の悩みに寄り添う団体も。地域の子育て支援に取り組むNPO法人「エトコロ」は、日中の過ごし方や入園前の準備に不安を抱えた保護者にメールや電話で応対する。法人のブログにメールアドレスやLINEアカウントを記載。5、9、12、16、19、23日の午前10時~午後2時に電話0748(56)1214でも応対する。
 妊婦や産後の女性を支援する団体「ぐるりの家」もメール(info@gururi.org)で相談を受け付けている。