新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(国立感染症研究所提供)

新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(国立感染症研究所提供)

 滋賀県は、新型コロナウイルスの検査を担当している県衛生科学センター(大津市御殿浜)の態勢を強化する。感染の有無を調べるPCR検査機器1台を近く追加し、1日当たりの検体処理能力をこれまでの30件から60件へ倍増させる。


 同センターでウイルス検査を担当する微生物係の増員(1人)も検討。計10人の態勢になるよう調整している。
 5日の県議会2月定例会議予算特別委員会で、川﨑辰己健康医療福祉部長が説明した。検査機器は1台約800万円で、3月半ばに導入する。1回の検査で15検体を処理でき、結果が出るまで6時間程度かかるという。現在は1台で対応している。
 また、検体の前処理を行う「安全実験室」を新年度に増設する方針。新年度一般会計当初予算案に計上している同センター運営費8千万円(前年度比2200万円増)のうち、2900万円を検査態勢の強化に充てる。
 県薬務感染症対策課は「今のところ全ての検査に対応できているが、医師や保健所が必要と判断した検査がきちんとできるよう、環境を整える」としている。