生きて、愛して、歌って。

創刊から’70年代の「anan」をプレイバック

 ファッションや恋愛、コスメに旅…。多様化する価値観の中、時代を映し出す鏡として、「私らしさ」を模索する女性たちを応援してきたファッション雑誌「anan」。3月に50周年を迎え、記念展が7日から、京都市下京区の美術館「えき」KYOTOで始まる。

「anan」創刊号表紙(1970年3月3日発売号)

 「anan」は、実験的に発刊された「平凡パンチ女性版」を原型とし、フランスの女性ファッション雑誌「ELLE」と提携して誕生した。創刊号は海外ロケを敢行し、俳優アラン・ドロンからのメッセージや、澁澤龍彦、三島由紀夫ら文化人からの寄稿もあり、画期的な雑誌との印象を与えた。

「平凡パンチ女性版」1970年2月20日号

 記念展では創刊から草創期を中心に約250点を展示。歴代表紙や誌面の紹介のほか、ファッション・ページのプロジェクション投影、イラストレーターの原画などが並ぶ。

「anan」No.9 1970年7月20日号より
「anan」No.42 1971年12月5日号
「anan」No.47 1972年2月20日号
「anan」No.76 1973年5月20日号

 「anan」の北脇朝子編集長は「時代の熱量をダイレクトに反映させ、雑誌として発信し続けてきた熱気と創造力は、令和の今にもつながり、ものづくりの参考にもなるはず。当時の読者の方にも、今の読者の方にもぜひ見ていただきたいです」と期待を寄せる。
(C)マガジンハウス



【会期】3月7日(土)~4月5日(日)無休
【会場】美術館「えき」KYOTO(京都市下京区、ジェイアール京都伊勢丹7階隣接)
【開館時間】午前10時~午後8時(15日までは午後7時閉館。入館は閉館30分前まで)※日程は変更となる場合があります。
【主催】美術館「えき」KYOTO、京都新聞
【特別協力】株式会社マガジンハウス
【協力】堀内事務所
【企画協力】コンタクト
【入館料】中学生以上500円。障害者手帳提示の人と同伴者1人は300円。
【問い合わせ】ジェイアール京都伊勢丹075(352)1111(大代表)