生徒のいない教室で、パソコンやタブレット端末に向かって授業をする吉岡教諭(舞鶴市上安久・日星高)

生徒のいない教室で、パソコンやタブレット端末に向かって授業をする吉岡教諭(舞鶴市上安久・日星高)

 新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、休校となっている京都府舞鶴市上安久の日星高はこのほど、インターネットを使ったオンラインライブ授業を始めた。生徒たちがタブレット端末などを使い、学校の教室で教諭が行う授業で学んでいる。

 オンライン授業を受けているのは、特進クラス1、2年生の化学選択者10人。自習だけでは生徒たちの理解が難しい部分もあるため、理科担当の吉岡達也教諭(45)が4日から試験的に始めた。
 6日に行った化学の授業では、教室に設置されたノートパソコンやタブレット端末で、黒板やホワイトボードを撮影。生徒たちはタブレット端末やスマートフォンなどで会議用の無料専用アプリを使い、吉岡教諭が黒板にチョークで書いた化学式や、ホワイトボードに表示されたテキストの説明文を見ながらノートを取った。吉岡教諭のノートパソコンからは生徒たちの声も聞こえ、生徒たちは教諭の質問に回答していた。
 2年の男子生徒(18)は「長期間の休みなので、自宅でやる自習は集中しにくい。こういう形で授業が受けられるのはいい」と話していた。
 9日からは、特進クラス1年の古典もオンラインで授業し、13日まで続ける予定。吉岡教諭は「通常の授業と比べても、一方的な授業にならず、それほど不便はない。外出もなかなかできない生徒たちの気分転換にもなれば」と期待している。