友人らと話しながらカレーを食べる子どもたち(京都市右京区・ファイブ&コー)

友人らと話しながらカレーを食べる子どもたち(京都市右京区・ファイブ&コー)

 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、政府が要請した学校の臨時休校が2週目に入った。各家庭が困惑する中、行き場を失った子どもを受け入れる試みが、地域で動き始めた。

 京都市右京区のカレー店では、幼児~高校生限定でカレーを無料で提供している。オーナーの山下健次さん(38)は「子どもはカレーが大好き。気軽に食べに来てほしい」と話している。
 同区西院北矢掛町の「ファイブ&コー」。給食がなくなり、食事の用意に困っている保護者を応援しようと、今月2日から始めた。昼の営業中限定で、対象は3歳から18歳(高校3年)まで。
 提供する「子どもカレー」は、今回の取り組みのために用意した特別メニュー。野菜が苦手な子どもでも食べられるよう、パプリカやニンジンなどを細かく刻んでルーに混ぜている。辛さは年齢に応じて調整している。
 9日昼には計15人の子どもが来店した。友人や兄弟と一緒に訪れた、西院小2年の男子児童(8)は「友達と一緒に食べるとおいしい」と笑顔で完食。母親(36)は「自宅にこもる時間が長くなるので気分転換になります」と話した。
 31日まで。子どもカレーは午前11時~午後3時のみ。木曜休み。来店かインスタグラムのメッセージ、電話での事前予約が必要。075(321)0770。