大みそか夜の開放中止が決まった鐘楼(右)。左は大阪府北部地震で被害を受けた興正会館(京都市下京区・興正寺)

大みそか夜の開放中止が決まった鐘楼(右)。左は大阪府北部地震で被害を受けた興正会館(京都市下京区・興正寺)

 京都市下京区の興正寺(真宗興正派本山)は21日、大みそかに毎年行っていた鐘楼の一般開放を取りやめると明らかにした。大阪府北部地震の影響で御影堂が立ち入り禁止となっており、参拝者の安全を考慮した。

 同寺は例年、31日午後10時から勤行を行った後、午前0時前まで参拝者が自由に「除夜の鐘」を突けるよう開放していた。地震では御影堂だけでなく鐘楼西側の宿泊施設「興正会館」も壁に亀裂が入るなど、境内全体に大きな被害が出ている。このため、夜間に不測の事態を避けるため鐘楼開放中止を決めた。

 31日は午後4時から「除夜会」と呼ばれる勤行を行い5時に閉門。1日は午前6時に開門し、8時から新年の法要「修正会」を営む。同寺は「31日と元日にお参りしてもらいたい」としている。