特別展を前に、おはらいの後に改められた長刀(京都市下京区・長刀鉾会所)

特別展を前に、おはらいの後に改められた長刀(京都市下京区・長刀鉾会所)

 祇園祭の長刀鉾保存会は10日、所蔵する戦国時代の長刀を京都文化博物館(京都市中京区)の特別展「京都祇園祭」に出展するのを前に、下京区四条通烏丸東入ルの会所で期間中の無事を祈る神事を行った。

 1522年に作られた三条長吉の長刀は普段は会所内の蔵に納められており、非公開となっている。この日は長刀の前で八坂神社の神職がおはらいをした後、保存会役員が袋から長刀を取り出した。

 近日中に会場に搬入予定といい、長刀鉾保存会の井上俊郎代表理事は「疫病退散への祈りが祇園祭の起源。新型コロナウイルス感染が広がる今、祭り本来の意味に思いを寄せつつ、貴重な長刀を見に来てほしい」と話した。
 特別展「京都祇園祭」は24日~5月17日。有料