新橋の新しい高欄の完成を喜ぶ知恩院僧侶や地元住民ら(京都市東山区)

新橋の新しい高欄の完成を喜ぶ知恩院僧侶や地元住民ら(京都市東山区)

 京都市東山区の祇園地区で白川に架かる「新橋」の木製高欄が新しくなり、10日、親柱の文字を揮毫(きごう)した知恩院僧侶に披露された。

 新橋の高欄はヒノキ製で、腐食が目立ってきたため市が今年初めから取り換えの工事を進めてきた。高さ約0・9メートル、長さ約12メートルで、昨年度に新調された近くの「巽橋」の高欄と同様に、くぎや接着剤を使わない木組み工法で仕上げた。

 近くには知恩院もあり、昨年に初めて僧侶や稚児によるお練りが一帯を歩いた縁から、地元が親柱の文字を知恩院に依頼。「新橋」「しんはし」「白川」「しらかわ」の4種類を、山内の僧侶が書いた。

 お披露目に訪れた知恩院の前田昌信執事(76)は「今回のご縁を契機に、地域と知恩院とのつながりが一層深まればうれしい」と話した。