湖北に春を呼ぶ長浜曳山まつり。今年は秋に行われる(2019年4月15日、長浜市宮前町・長浜八幡宮)=撮影・山本陽平

湖北に春を呼ぶ長浜曳山まつり。今年は秋に行われる(2019年4月15日、長浜市宮前町・長浜八幡宮)=撮影・山本陽平

 国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録されている滋賀県長浜市の長浜曳山(ひきやま)まつりが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、4月9日から17日まで予定されていた祭事を、秋に延期することになった。まつりを運営する長浜曳山祭総当番(吉田豊委員長)が10日、発表した。子ども歌舞伎など子どもが参加する行事が多く、子どもたちを感染から守るのが理由としている。

 1936年までは長浜八幡宮の秋の例祭に合わせて行っており、84年ぶりの秋開催となる。今後、秋の例祭(10月15日)を軸に日程を調整するという。吉田委員長は「子ども歌舞伎や囃子(しゃぎり)に多くの子どもが参加する。子どもや若衆、観光客の安全を確保するため延期を決定した」と話した。
 長浜曳山まつりは、長浜城主だった豊臣秀吉に男児が生まれたことを祝い、町衆が曳山を造って同八幡宮の例祭に曳いたのが始まりと伝わる。毎年4月15日の春の例祭を中心に、豪華な幕で飾られた曳山の巡行や子ども歌舞伎、裸参り、神輿(みこし)渡御など多彩な行事が行われる。昨年4月15日は約3万人が訪れた。
 2016年には「山、鉾(ほこ)、屋台行事」として全国32件の祭りと共にユネスコ無形文化遺産に登録された。

 長浜曳山まつりは、長浜城主だった豊臣秀吉に男児が生まれたことを祝い、町衆が曳山を造って同八幡宮の例祭に曳いたのが始まりと伝わる。毎年4月15日の春の例祭を中心に、豪華な幕で飾られた曳山の巡行や子ども歌舞伎、裸参り、神輿(みこし)渡御など多彩な行事が行われる。昨年4月15日は約3万人が訪れた。

 2016年には「山、鉾(ほこ)、屋台行事」として全国32件の祭りと共にユネスコ無形文化遺産に登録された。