新名神・6車線化する区間

新名神・6車線化する区間

 21日に閣議決定された2019年度政府予算案で、滋賀県内を通る新名神高速道路亀山西ジャンクション(JCT)―大津JCT間の6車線化が22年度から順次完成することが明らかになった。物流業界の運転手不足に対応するため、大型トラックの荷台部分をつないだ「ダブル連結トラック」や自動運転のトラックによる隊列走行の実現を見据え、道幅を広げる。

 同区間は41キロで、現在は一部を除いて暫定4車線となっている。もともと全線6車線化する予定だが、時期は決まっておらず、人手不足の深刻化を受けて政府が打ち出した高速道路の機能強化の加速によって実現の見通しが付いた格好だ。

 国土交通省によると、旧道路公団の借金を返済している独立行政法人日本高速道路保有・債務返済機構に19年度の財政投融資で1兆円を低利で貸し付けることで、利払い分約7千億円が浮く。このうち2千億円を活用し、亀山西JCT―大津JCT間を6車線化する。すべてが6車線になる時期は決まっていないという。