キツネ面の絵付け体験を楽しみ、記念撮影する修学旅行生たち(北野界わい創生会提供)

キツネ面の絵付け体験を楽しみ、記念撮影する修学旅行生たち(北野界わい創生会提供)

 観光客の呼び込みが課題となっている京都市上京区の西陣・北野エリアで、地元の商店主らが中心となり、修学旅行生や外国人をターゲットにしたものづくり体験プログラムを作った。「妖怪ストリート」として有名な大将軍商店街で、キツネのお面に絵付けするなどの目新しい体験を用意し、独自の路線で集客を図る。

 大将軍商店街振興組合と、観光ガイド業に携わる「北野界わい創生会」(同区)が共同企画した。今年から旅行会社や学校への営業に乗りだし、修学旅行生などから好評を得ているという。

 キツネ面制作体験は大将軍八神社を会場にし、講師が一条通の妖怪伝説を解説した後、紙製のお面を使って自由に絵付けを楽しんでもらう。1人1500円で、出前講座も可能。京くみひもの体験(2200円~)では、京町家鳴橋庵で伝統工芸士から手ほどきを受け、ブレスレットなどを制作できる。近年は映画「君の名は。」の影響で、くみひもに興味を持つ中高生が増えているという。

 一帯は北野天満宮からそれほど離れていないが、観光客向けの主要交通アクセスとは一致しているとはいえず、集客面ではネックを抱えている。今後も独自の体験を増やす予定で、同商店街の井上明理事長は「西陣・北野を、東山や嵐山に次ぐ第三の観光拠点にできたら」と力を込める。京都在住者の申し込みも可能。

 問い合わせは事務局のファクス075(463)4698、電話090(9610)2012。