京都市役所

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 京都市は11日、右京区役所の50代アルバイト女性と市営保育所の園児から新型コロナウイルスが検出されたと発表した。いずれも容体は安定している。女性は市民窓口課で証明書の確認を担当し、来庁者に交付することもあったという。市は同日夕から区役所1階の一部を閉鎖した。同課の業務は16日から再開する。

 市によると、女性は週3日勤務で、倦怠(けんたい)感が出た今月2、4日に京福電鉄嵐山線で出勤した。マスクは常に着用していたという。4日夜から38度の発熱があり、5日以降は出勤していない。11日、市内の病院に入院した。
 市は感染ルートを調べている。少なくとも同課職員16人に濃厚接触の疑いがあり、健康観察を進める。右京区役所は12日以降、転入届など同課で取り扱う書類が提出された場合は一時預かりとする。
 園児は9日に感染確認された30代女性保育士が勤める市営保育所に通っている。8日から下痢と嘔吐(おうと)の症状があり、9日に市内の医療機関を受診した以外は外出していない。12日に市内の病院に入院する。市は所内で感染した可能性が高いとみている。
 濃厚接触が疑われる保育士や園児ら139人のうち11日までに43人の陰性を確認した。今後も検査を進める。京都府内の感染者は計15人となった。