催しが中止となる中、子育て支援の在り方についてアイデアを出し合うママパスポート長岡京のスタッフたち(長岡京市開田3丁目)

催しが中止となる中、子育て支援の在り方についてアイデアを出し合うママパスポート長岡京のスタッフたち(長岡京市開田3丁目)

 新型コロナウイルスの感染拡大で自宅に閉じこもりがちになっている子育て中の母親たちを支援しようと、京都府乙訓地域で発行されている情報誌のスタッフたちがアイデアを出し合っている。同誌のアンケートによると、この状況にストレスを感じているママたちの割合は半数を超えており、会員制交流サイト(SNS)などで「気軽に悩みを打ち明けて」と呼び掛けている。

 乙訓地域では、公立小中学校が3日から休校となったほか、大半の幼稚園も休園または自主登園などの措置を取っている。子育て関連の催しも大半が中止で、「コロうつ」と呼ばれるような母親の精神的な負担増が懸念されているという。
 そのような状況を受け、子育て中の母親向けの情報誌「ママパスポート長岡京」のスタッフたちは、独自の支援の在り方を探っている。SNSで購読者150人に実施したアンケートでは、全体の65%が現状を「しんどい」と答え、ある母親は「家庭で子どもと向き合う時間が増えると最初は前向きだったが、だんだんとつらくなってきた。外出も控えないといけないし、親子で引きこもっている」などと書き込んだという。
 ママパスポートのスタッフの会議では、母親の支援のために弁当の即売会も検討されているが、現段階では会場の設定などで難しい状況。このため、当面の間はSNSの活用を柱として、育児の悩みやその解決のための意見、感染終息後のイベントの企画案などを出し合ったりすることを母親の支援策とするという。
 スタッフの外村直美さん(48)は「子どもとばかり向き合うと虐待にもつながりかねない。このような状況だからこそ、母親同士の心のつながりを大切にしたい」と話している。SNSへの参加などの問い合わせは、ママパスポート長岡京のホームページから。