彦根市役所仮庁舎

彦根市役所仮庁舎

 滋賀県彦根市議会予算常任委員会は18日までに、483億8千万円の2020年度一般会計当初予算案を反対6、賛成5で否決した。相次ぐ大型事業で予算規模が過去最大に膨らんだことに反発が広がった。23日の本会議でも否決されれば、2年連続の事態となる。


 11日に開かれた予算委では、市役所本庁舎耐震化や市民体育センター建設、滋賀国体(国民スポーツ大会)主会場周辺整備などの大型事業の一方で「市民に身近なサービスが縮小されている」との反対意見が出た。財源確保の見通しの甘さを指摘する声も上がった。
 大久保貴市長は「大型事業の進め方で理解が得られなかったと感じている。議論を深め、(原案通り可決されるよう)努力する」として、予算案を修正しない姿勢を示した。
 同市議会は、昨年2月定例会でも19年度一般会計当初予算案を否決。市は4カ月分のみの必要経費を計上した暫定予算を組む事態になった。