就職情報会社の学情がまとめた2021年春卒業予定の大学生と大学院生の就職人気企業ランキングトップ200によると、滋賀県発祥の伊藤忠商事が2年連続の首位となった。京都勢では、任天堂が前年の107位から9位に大きく躍進。学情は「ニンテンドースイッチやスイッチライトの販売好調、eスポーツ人気の高まりなどが影響した」と分析している。

 ランキングでは2位はJTBグループ(前年3位)、3位は味の素(同2位)となり、前年のトップ3が引き続き人気を集めている。
 京都勢で首位の9位に入った任天堂は、好調な業績や盛り上がるゲーム業界が学生に注目されたとみられ、男女別では男性の2位にランクインしている。ワコールは81位(同38位)、京都府は111位(同88位)とランクダウンしたが、電子部品をはじめとしたメーカー系は健闘し、京セラは89位(225位)と大きく順位を伸ばした。オムロンも120位(同202位)、島津製作所が130位(同181位)、ロームが131位(同495位)、村田製作所が189位(同232位)とランクアップしている。
 学情は「総合商社は業績好調で50位までに4社が入った。食品メーカーの人気は依然として高く、東京五輪を控えてアシックスグループやミズノなどスポーツメーカーの人気も上昇した」としている。
 調査は21年3月卒業予定の大学生と大学院生を対象に、19年6月~12月に実施。就活情報サイトや就活イベントを通じて、6574人から回答を得て集計した。