<ソラドリWEB> 

 

 京の玄関口、JR京都駅の中央口を出ると、目の前にそびえ立つのが京都タワー(京都市下京区)だ。まるでろうそくのような白い円筒のタワーが鎮座する姿が、観光客の目を奪う。


 高さは131メートル。京都市では一番高い建物を上空から眺めようと、少しずつドローンを上昇させた。夏はビアガーデンが開かれるビル屋上から高さ100メートルの展望室へ。突如現れたドローンを見つけた観光客は驚きながらも笑顔で手を振ってくれる姿が見えた。

 

 さらに高度を上げ、上部から見下ろした。地上から見えない展望室の朱色の屋根が鮮やかに見えた。まるでビル群から、にょきっと生えるきのこのようだ。


 実はこの形、海のない京都で、街を照らす灯台をイメージしたという。完成したのは前回の東京五輪・パラリンピックが開催された1964年。半世紀以上、京を見守ってきたタワーは、今夏の東京大会の成功への道を照らしてくれるだろうか。