京都地裁

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 軽トラックで知人男性を引きずり死なせたとして、傷害致死罪に問われた京都府舞鶴市、農業の男(85)の裁判員裁判で、京都地裁(入子光臣裁判長)は13日、懲役3年(求刑懲役5年)の判決を言い渡した。

 判決によると、男は昨年4月17日午後3時すぎ、同市別所の路上で、近くの谷文壽さん=当時(75)=から、車の運行方法や地域に引っ越してきたことを繰り返しなじられて嫌になり、谷さんが運転席の窓ガラスをつかんでいることを認識しながら車を発進させ、時速約20キロまで加速。谷さんを路上に転倒させ死亡させた。
 判決理由で入子裁判長は、積極的な攻撃の意図はなかったとしながらも「転倒や巻き込みにより被害者に重大な傷害を負わせかねない相当に危険なもの」と指摘。弁護側は、暴行の事実や故意はないと無罪を主張していたが「被告は(被害者が)窓ガラスなどをつかんでいることを認識していた」などと退けた。