担任が黒板に描いたイラストの前で卒業証書を受け取るマスク姿の卒業生(東近江市横溝町・湖東中)

担任が黒板に描いたイラストの前で卒業証書を受け取るマスク姿の卒業生(東近江市横溝町・湖東中)

#みんなの卒業式

#みんなの卒業式

 滋賀県内のトップを切って、東近江市と近江八幡市の7公立中学校で13日、卒業式があった。新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、式の時間や規模が縮小される一方で、教職員は前日まで会場の飾り付けに奮闘した。生徒たちは晴れやかな表情で学びやを巣立っていった。

 東近江市横溝町の湖東中はウイルスへの対応として、来賓や在校生の出席を取りやめ、祝辞を朗読せずパンフレットに印刷するなどした。
 3年生108人は、マスク姿の保護者や教職員に見守られながら入場。感染防止の観点から、それぞれ10センチほど間隔を空けてイスに座った。
 担任が一人ずつ名前を呼んだ後、代表の2人が武田智雄校長から卒業証書を受け取った。
 卒業生たちは式後、窓や扉を全開にした教室に戻ると卒業証書を手に、担任への感謝の言葉を述べたり、記念撮影したりした。板倉実さん(15)は「卒業式ができないかもと不安になったこともあった。でも、もう一度こうして集まることができて感動です」と笑顔だった。
 例年は在校生が会場や教室を飾り付けるが、休校のため教職員が担当。前日の夜まで黒板にお祝いのイラストを描くなどした担任の中野紗也子教諭(26)は「ちゃんとした形で生徒を送り出せてよかった」とほっとした様子だった。
 他の県内公立中学校でも14~24日に卒業式が実施される。

 京都新聞社をはじめ地方紙9社(北海道新聞、東奥日報、岩手日報、東京新聞、新潟日報、中国新聞、徳島新聞、西日本新聞)は「#みんなの卒業式」という共通テーマで卒業に関係した話題や読者の声を集め、各紙やウェブサイトで紹介します。