自家製の米ぬかを素材にした石けんを手にする横井さん(高島市安曇川町)

自家製の米ぬかを素材にした石けんを手にする横井さん(高島市安曇川町)

 滋賀県高島市安曇川町の農家に嫁いだ女性が、ニンニクや野菜、コメを素材にした加工品シリーズ「農家の嫁」の関連商品として、美容効果があるとされる自家製の米ぬかを使った石けんを開発し販売している。地元のわき水も原材料に用い、「高島の自然が育んだ素材の手触りと香りを楽しんで」と呼び掛けている。

 大津市出身の横井陽子さん(47)。夫の横井貴志さん(47)とニンニク栽培と稲作を手掛ける農園「よこいファーム」(同市安曇川町中野)を営む。2018年10月から、「農家の嫁」シリーズ商品を地元の道の駅やインターネットで販売し、商品が品薄になるなど人気を呼んでいる。
 石けんは、コメを精米する過程で出る大量の米ぬかの有効利用を目的に昨年11月下旬、市内業者に製造を委託し、今年1月に完成した。横井さんは「子どもの頃、祖父が米ぬかが入った袋で木製の将棋台を磨いていたことを思い出して商品化を考えた。米ぬかには肌に良い働きをする成分が多く含まれている」と話す。農園近くにあるわき水「秋葉の水」から取った天然水や同市朽木産のはちみつも使っている。
 肌への優しさにこだわったという横井さんは「新型コロナウイルスの感染拡大で手などへの殺菌が注目されがちだが、健康な肌を保つことも感染予防に役立つはず」と話す。
 石けんは1個(60グラム)で638円。市観光物産プラザ1階の「たかしま・まるごと百貨店」(同市新旭町旭1丁目)で販売している。