閉校式で校歌を斉唱する児童ら(京都府与謝野町明石・桑飼小)

閉校式で校歌を斉唱する児童ら(京都府与謝野町明石・桑飼小)

 3月末で147年の歴史に幕を下ろす京都府与謝野町明石の桑飼小でこのほど、閉校式が開かれた。児童代表が学校への感謝を語り、出席者が学び舎(や)との別れを惜しんだ。

 桑飼小は児童数58人。1873年に開校した明石校が前身。これまで2579人の卒業生を送り出した。児童数の減少から加悦小と与謝小と共に統合される。
 閉校式は児童と教職員のほか、町長や教育長らが出席。堀宏安校長は児童に「世界に飛び出したとき、桑飼小で学んだことがきっと生きる。皆が見守り、応援している」とエールを送った。
 児童代表の6年森本将規君(12)は「さみしいが思い出は心の中に残る。この校舎で過ごした先輩方も同じ気持ちだと思う。決して忘れない」と話し、全員で学校や桑飼の情景などがちりばめられた校歌を斉唱した。
 式は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、規模を縮小。地元実行委員会が計画していた、各校区の年長者へ卒業証書を渡すといった惜別の会も中止した。15日には与謝小で閉校式が開かれた。