新型コロナウイルス感染症の早期終息を願って読経する僧侶たち(京都府亀岡市宮前町・宝林寺)

新型コロナウイルス感染症の早期終息を願って読経する僧侶たち(京都府亀岡市宮前町・宝林寺)

 京都府亀岡市仏教会はこのほど、涅槃会(ねはんえ)と新型コロナウイルス感染の終息祈願の法要を、同市宮前町の宝林寺で営んだ。僧侶が読経して、世界で猛威を振るう感染症の1日でも早い終息を願った。

 同会は毎年、涅槃会を市内で営んでいる。今年は新型コロナウイルスの感染拡大を受けて終息祈願をするとともに、例年の檀家や地元住民の参拝を見送って僧侶13人で法要を行った。
 本堂では釈迦(しゃか)の入滅を表した涅槃図が掲げられ、木魚の音とともに僧侶が読経。般若心経のほかに、感染症の終息を願って「消災呪(しょうさいしゅう)」などのお経も唱えられた。
 金剛寺住職で同会の中道承碩会長(68)は「感染拡大がいつまで続くのか、どんな影響があるのか、未知数であり、大きな不安になっている。悪病が退散して安心安全を取り戻せるよう、一心に願うことが宗教者の大きな役割」とあいさつした。