正月限定で造った紅色のどぶろくを瓶に注ぐ川瀬さん(京都府福知山市大江町毛原)

正月限定で造った紅色のどぶろくを瓶に注ぐ川瀬さん(京都府福知山市大江町毛原)

 正月向けのどぶろくの瓶詰めが、京都府福知山市大江町毛原地区で進んでいる。「日本の棚田百選」にも選ばれている地元の米を使った酒で、醸造元の夫婦が1本ずつ真心を込めて出荷作業に当たっている。

 川瀬保さん(70)と節子さん(69)夫妻が、2010年にどぶろくの製造免許を取得し、棚田で育てた酒米「京の輝き」を使ってどぶろくを生産している。

 正月向けのどぶろくは、紅こうじで淡い紅色を付けたオリジナル銘柄の「棚田の春」。おめでたい雰囲気を演出し、すっきりとした味わいが楽しめる。

 この日は、大江町特産の丹後和紙のラベルを貼った瓶約50本に、芳醇(ほうじゅん)な香りのどぶろくを次々と注いだ。川瀬さんは「上澄みはフルーティで、もろみの部分はピリッとした味わいが楽しめる。家族や友人と一緒に、正月気分を楽しんで」と話している。

 「棚田の春」は720ミリリットル入りで、1944円。限定100本で、正月三が日に元伊勢内宮皇大神社(同町内宮)の参道で販売。毛原地区にある川瀬さんの醸造所や京都丹後鉄道大江駅構内の売店でも買える。