晴天の下、墓前で手を合わせる参拝者(17日午前9時55分、京都市東山区・大谷本廟)

晴天の下、墓前で手を合わせる参拝者(17日午前9時55分、京都市東山区・大谷本廟)

 彼岸入りの17日、京都や滋賀の墓地では朝から多くの墓参りの人が訪れた。澄み切った青空の下、訪れた人たちが墓を清掃したり、花や線香を供えたりして故人や先祖をしのんだ。

 境内に約1万3千基の墓と約3万2千基の納骨堂がある京都市東山区の大谷本廟(ほんびょう)(西大谷)では、和やかな笑顔と相手を思いやる温かな言葉の大切さを伝える経典の言葉「和願愛語(わげんあいご)」の花文字が設置された。仏殿では午前9時から法要が営まれ、参拝者が僧侶の読経に静かに手を合わせた。
 大阪府吹田市から家族3人で訪れた男性(50)は「月に1度は必ずお参りに来ている。新型コロナウイルスの感染拡大で今回は少し迷ったが、ご先祖への感謝を子どもたちと一緒に伝えられてよかった」と話した。本廟では23日までの期間中、約5万人の参拝を見込んでいる。