マスク1万枚を寄贈した遠藤社長(左、京都府向日市役所)

マスク1万枚を寄贈した遠藤社長(左、京都府向日市役所)

 新型コロナウイルス感染拡大で、国内で品切れが相次いでいるマスクを、京都府向日市で創業した包装資材メーカー「ワークアップ」が同市に1万枚寄贈した。市は、免疫力が低下し、重症化しやすい妊婦への配布を始めている。

 同社によると、中国の工場で生産を続けていたが、現地のマスク不足が深刻化し、日本への輸出が2月上旬から制限されていたという。規制が一部緩和されたことを受け、地域貢献策として寄贈を決めた。遠藤周一社長(48)が、このほど市役所を訪れ、安田守市長に渡した。「困っている人が少しでも安心してもらえるとうれしい」と話した。
 市は、市内在住の妊婦約300人に、東向日別館の健康推進課で1人当たり10枚配布している(母子手帳が必要、代理受け取り可)。残りは、老人福祉センターや教育施設などで活用する。