自身のデザインをもとにした着物を眺める田中さん(京都市下京区・京都経済センター)

自身のデザインをもとにした着物を眺める田中さん(京都市下京区・京都経済センター)

 京都市内の学生を対象にした和装のデザインコンペ「THE COMPE きものと帯」の最優秀図案を着物に染め上げた作品が、京都市下京区の京都経済センター1階にある大垣書店京都本店で展示されている。

 コンペは実行委員会と京都産業会館の主催で毎年実施している。今年は88人が計105点を応募。最優秀に選ばれた京都女子大2年の田中芙巳さん=北区=の図案「慈雨」をもとに、京都染織青年団体協議会加盟の白木染匠(中京区)が手描友禅で仕上げた。
 作品は青や紺、ピンクをモザイク状に配し、雨をイメージした繊細な模様を描いた。金や銀の箔(はく)の多彩な表現で、角度によって表情が変わる。田中さんは「好きな雨や雨音をテーマに1枚の絵を描くようにデザインした。すてきな着物に感動した」と話した。
 22日まで。午後1時~7時。