京都市役所

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 中学生の食や生活に関して21年ぶりに実施した京都市教育委員会のアンケートで、毎日の朝食や早寝早起きに取り組み、食事の栄養バランスを考える生徒が前回より増えていることが17日分かった。食・生活習慣の意識が高まった一方、好き嫌いが多いとの回答も増えており、実践につながっていない課題が浮かび上がった。

 中学校給食の充実に役立てるとともに、共働き世帯の増加などに伴う食生活の変化を知るため昨秋に実施し、市教委が17日に結果を発表した。前回は1998年に行った。
 生徒では、平日の朝食を「いつも食べる」は75・4%で約7ポイント増、普段の食事の栄養バランスを「いつも/時々考える」は59・2%で15・5ポイント増だった。生活習慣も平日午前7時より前に起床する生徒が43・5%と約30ポイント増えるなど早寝早起きの増加傾向が見られ、普段の体調が「良い」「大変良い」も61・3%で10・1ポイント上回った。
 一方で、好き嫌いが「たくさんある」は27・9%と10・5ポイント増加。生徒に食事内容を聞いた結果、脂質と食塩の過剰摂取、ビタミンAやカルシウム、鉄などの不足が明らかになった。
 また京都市の選択制給食については、「全員給食にしてほしい」という保護者の声が自由記述欄に104件(保護者の約7%)あった。生徒は「栄養バランスのよい食事がとれる」が多かった一方、「苦手なメニューがある」「量が多い」も目立った。
 アンケートは全市立中学73校と前回を基に抽出した17校の生徒、保護者の各約2千人が対象。回収率は中学校が100%、生徒が93%、保護者が79%だった。市教委は「結果の詳しい分析や前回との比較は今後進めていく。給食の献立の充実や食育に役立てたい」としている。