鴨川の風景を色彩豊かに描いた男湯の壁画を制作する学生たち(京都市中京区・壬生温泉はなの湯)

鴨川の風景を色彩豊かに描いた男湯の壁画を制作する学生たち(京都市中京区・壬生温泉はなの湯)

女湯には舞子をモチーフに、花や動物を描いた作品を制作する

女湯には舞子をモチーフに、花や動物を描いた作品を制作する

 京都精華大(京都市左京区)の学生が、中京区のスーパー銭湯浴場の壁画制作に取り組んでいる。17日から3日間かけて完成させる予定で、学生たちは真剣な表情で作業に励んでいる。

 「壬生温泉はなの湯」の男湯と女湯の各幅約8メートル、高さ約3メートルの壁面に制作。約6年前に描かれた壁画は、色落ちするなど劣化が目立ち始めたため、「若い感性で新しい絵を」と、銭湯が同大学に依頼した。

 壁画の図柄は、同大学デザイン学部イラスト学科の4年生が京都らしさをテーマに考案した。男湯は鴨川の風景、女湯には舞妓をモチーフに動物や花などをあしらった「京都の幻風景」を描く。

 銭湯の休館日に合わせ17日から制作を始め、18日は同学科の3、4年生9人が下絵の色付けを行った。細かな配色に注意しながら丁寧にはけを動かし、ペンキを塗っていった。

 女湯の図案を考えた加藤奈緒子さん(22)は「大きな壁面に描くので、全体を見たときに華やかになるよう心掛けた」と話していた。壁画は20日から見ることができる。