英高級紳士服店ハンツマンで販売されているクスカの手織りネクタイ

英高級紳士服店ハンツマンで販売されているクスカの手織りネクタイ

 京都府与謝野町の織物会社クスカの手織りネクタイが、英国王室御用達の高級紳士服店「ハンツマン」で限定販売されている。日本ならではの伝統工芸の技術が高く評価されての採用で、海外でのアピールによる丹後産品の振興が期待されている。

 ハンツマンは老舗の紳士服店が立ち並ぶロンドンの通り「サビルロー」の最高峰。ハリウッドスターや財界人にも人気で、英スパイ映画「キングスマン」の舞台にもなった。
 クスカは丹後ちりめんの白生地を製造していたが、2010年から手織りに特化した。17年から伊フィレンツェの男性向け服飾展示会に出展を続けており、ハンツマンのディレクターの目に留まったという。日本の伝統的な染色方法や高度な手織りが評価されたという。
 販売しているのは、からみ織りの特注ネクタイ5柄。すべてダークネイビーを基調とし、ストライプや水玉の織り柄をつけている。限定計100本で、価格は3万5千円程度。
 楠泰彦社長は「世界のトップの紳士服店に認められ、丹後ちりめんの振興にも効果が大きい。グローバルに展開できる可能性が出てきた」と話している。