FM京都、α―stationで2年間続けてきたレギュラー番組「MOORISE KINGDOM」が3月25日水曜日の放送をもって最終回となる。

 お話を頂いたのは2018年になってすぐ。京都新聞のCMソングと京都アニメーションの映画『リズと青い鳥』の主題歌を同時進行で制作していたタイミングだった。京都にまつわる仕事をやることは、バンドとして少し居場所のなさのようなものを感じていた京都という街に認めてもらえた気がしてうれしかったし、止まりかけていたバンドが再び動き続けることを選んだ大きなきっかけとなったのは間違いない。

 番組のタイトルは4人が大好きなウェス・アンダーソンの映画からとった。その映画を初めて見たのは京都シネマで、同じビルに入るα―stationで始まる番組名にもってきたのはただの偶然で、そんなちょっとしたこともなんだかぐっときてしまう。

 好きなレコードや本を持ち寄り、最近見た映画のことを話す、その時間が僕たち4人にとってどれだけ大切だったろう。最終回は久しぶりにそのCOCON烏丸から生放送。いつもより少し早い22時から。日付が変わるころ、僕はどんな風に寂しく思うのだろう。