粟津学校長から卒業証書を受け取る卒業生(京都府舞鶴市長浜・海上保安学校)

粟津学校長から卒業証書を受け取る卒業生(京都府舞鶴市長浜・海上保安学校)

 京都府舞鶴市長浜の海上保安学校で21日、卒業式が行われ、過去最多となる326人が1~2年の課程を終えて全国各地の配属先へ巣立った。新型コロナウイルス感染予防のため、家族の参加を取りやめるなど出席者を最小限にし、式の様子はネットで配信した。

 海上保安官を養成する同校では、春と秋に卒業式を実施。2018年に新設された、海の交通整理を担う運用管制官を育てる「管制課程」では、19人の1期生が卒業した。
 式で、粟津秀哉学校長は「コロナウイルスに負けることなく健康体を維持し、いかなる困難も強い信念と保安官同士の強固な団結のもとでしっかり乗り切ってほしい」と激励。船舶運航システム課程の有原和俊さん(23)は「不撓(ふとう)不屈の精神で、全力で職務を全うする」と答辞で誓った。
 東京湾海上交通センター配属となる管制課程の上田留偉さん(22)=舞鶴市出身=は「船舶交通や日本経済の第一線で働ける誇りを持ち、東京湾を守りたい」と語った。