群生地で見頃を迎えたミツマタの花(綾部市老富町)

群生地で見頃を迎えたミツマタの花(綾部市老富町)

 ミツマタの花が京都府綾部市老富町の群生地で見頃を迎えている。木漏れ日に照らされた黄色い花が一面に甘い香りを漂わせ、春の到来を告げている。

 ミツマタは、山の斜面1・5ヘクタールに自生しており、地元住民らがかつて紙の原料として栽培していた。周辺の3集落でつくる「あやべ水源の里・老富」が散策ルートを整備し、休憩所を設けている。
 今年は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、休憩所でのぜんざいなどの販売を見合わせ、29日に運行予定だった無料の送迎バスは取りやめになった。
 好天に恵まれた21日は多くの人たちが訪れ、さかんにシャッターを切っていた。大阪府豊中市から親子4人で訪れた男性(43)は「新型コロナウイルスの影響もあり、家族で外を出歩いたのは久しぶり。花はきれいで、来て良かった」と話した。
 ミツマタは3月末ごろまで楽しめるという。4月下旬からはシャガの花が見頃となる。5月6日にはJR綾部駅から無料の送迎バスが2便運行される。予約優先。予約、問い合わせは上林いきいきセンター0773(54)0095。