和紙を使った生地で製作したマスク(大津市大萱1丁目)

和紙を使った生地で製作したマスク(大津市大萱1丁目)

 新型コロナウイルスの感染拡大でマスク不足が続く中、大津市大萱1丁目の法衣製作会社が和紙を織り込んだマスクを開発し、31日から販売を始める。着け心地がよく、丈夫で洗って繰り返し使うことができるといい、「花粉の飛散シーズンでもあるので役に立てばうれしい」と話している。

 開発したのは同社のアパレルブランド「人織(ひとおり)」。糸状にした和紙と綿糸などで織った生地を地元業者から仕入れ、衣服を仕立てている。マスク不足の現状を受け、自社の縫製技術を生かして社会貢献と地域経済活性化につながればと、2月から試作を続けていた。
 和紙を使った生地は速乾性に優れる上、手洗いできるといい、ガーゼと縫い合わせてマスクにした。幼児用から成人男性用まで4サイズあり、計約600枚の製作を予定している。
 林見津枝代表は「マスクが手に入らず困っている人はまだ多いと思うので、需要があれば増産も検討したい」と話している。
 インターネット通販サイト「楽天市場」などで購入できる。1枚1980円。人織077(572)8446。