終い天神で正月飾りを買い求める参拝客ら(25日午前10時30分、京都市上京区・北野天満宮)

終い天神で正月飾りを買い求める参拝客ら(25日午前10時30分、京都市上京区・北野天満宮)

 北野天満宮(京都市上京区)で25日、今年最後の縁日「終(しま)い天神」があった。楼門に掲げられた亥年の絵馬が澄んだ冬晴れの空に映え、根引き松やハボタン、しめ飾りといった正月を彩る品々を求める人たちでにぎわった。

 祭神の菅原道真の誕生日(6月25日)や命日(2月25日)にちなみ、毎月25日の縁日には多くの露店が立ち並ぶ。歳末の縁日となったこの日は、衣類や植木などを扱う店に加えて「正月や正月や」との掛け声を響かせる新巻きザケの店や、新春にふさわしい華やかな寄せ植えを並べる店もあり、両手に荷物を抱えた参拝者が行き交った。

 正月用の花を求めていた長澤久子さん(68)=右京区=は「仏壇や墓前に供える花がそろいました。年末にお墓を掃除して花を生けたらお正月の準備が整います」と話した。