上倉崇敬被告(フェイスブックから) 

上倉崇敬被告(フェイスブックから) 

 京都市左京区で2010年9月、不動産会社社長宅から現金1億円が奪われた事件で、強盗致傷などの罪で起訴された元国会議員秘書上倉崇敬被告(44)=住所不定=が、事件の6年後に同じ被害者から現金2千数百万円を強奪していたとして、強盗の疑いで京都府警に再逮捕されていたことが26日、捜査関係者への取材で分かった。京都地検は同日、強盗と住居侵入の罪で、上倉被告を追起訴した。

 上倉被告は、自民党の二之湯智参院議員(京都選挙区)の公設秘書だった10年9月29日、知人の無職西谷真弓被告(59)=強盗致傷罪などで起訴=と共謀し、左京区の不動産会社の男性社長=当時(69)、すでに死亡=宅に押し入り、家人の女性(61)に刃物を突きつけるなどして軽傷を負わせ、現金1億円を奪ったとして逮捕、起訴された。弁護人によると、上倉被告は「自分はやっていない」と起訴内容を否認している。

 捜査関係者によると、その後の捜査で、上倉被告が社長宅に押し入った6年後の16年にも、同じ被害者の女性から、現金計2千数百万円を奪った疑いが強まったという。府警は、上倉被告が強奪した多額の現金を遊興費や借金返済にあてていた可能性が高いとみている。

 上倉被告は、16年5月に島根県内の高齢者宅に押し入り、家人にけがを負わせたとして、強盗致傷などの罪で有罪判決を受け服役中。