京都先端科学大で今季から指揮を執る中島監督。4季ぶりの優勝へ守り勝つ野球を目指す(京都府亀岡市・京都先端科学大グラウンド)

京都先端科学大で今季から指揮を執る中島監督。4季ぶりの優勝へ守り勝つ野球を目指す(京都府亀岡市・京都先端科学大グラウンド)

 野球の京滋大学リーグで4季ぶりの王座奪還を狙う京都先端科学大でプロ野球日本ハムと近鉄でプレーした中島輝士さん(57)が監督として今季から指揮を執る。国内外のプロ球団でコーチ経験はあるが、アマチュアは初めての指導。「全試合で全力を尽くす。リーグ戦を戦う中でいかにチームを強くしていくか。挑戦者のつもりでやる」と力を込める。

 佐賀県出身の中島さんは福岡・柳川高で投手として選抜大会に出場。卒業後に入社したプリンスホテルで野手に転向し、1988年ソウル五輪では4番を務め銀メダル獲得に貢献した。89年に日本ハムにドラフト1位で入団、96年に近鉄へ移籍。98年の引退後は日本ハムなどでコーチ、スカウトを務めた。
 先端大から監督の依頼があったのは昨秋。プロのスカウトとして初めて担当したのが京滋リーグだった縁も感じ、二つ返事で引き受けた。今年1月から指導に当たる。目指すのは、バッテリーを中心とした守り勝つチーム。「まずは基本。ぬかりなくやらないと」と強調する。
 稲葉篤紀・日本代表監督など多くのプロ選手を知っているが、学生と同じ目線を意識し、プロでの思い出などを自分から話すことはない。それでも「1人でも2人でもプロに送り込みたい」と夢を語る。