手作りのおにぎりを詰める「きりっ子食堂」のスタッフら(近江八幡市土田町・市総合福祉センターひまわり館)

手作りのおにぎりを詰める「きりっ子食堂」のスタッフら(近江八幡市土田町・市総合福祉センターひまわり館)

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、各地の子ども食堂が活動を休止する中、滋賀県近江八幡市内の食堂の運営者らが26日、「おにぎりプロジェクト」と題し、手作りのご飯を子どもに配る取り組みを始めた。運営者らは、学校が休校となり、「健康的な食事をとる機会が減りがちな子どもの支えになりたい」と力を込める。
 プロジェクトは市社会福祉協議会が企画。市内の九つの子ども食堂のうち七つが、ウイルスの感染防止の観点から休止しており、運営者から「子どものためにできることをしたい」という声が上がっていた。
 この日を含め、春休み中の4月2、7日の計3回、市内の子ども食堂や支援団体、ホテルの職員による料理や、「フードバンクびわ湖」(甲賀市)から提供されたお菓子や飲み物を、子どもたちに届ける。
 この日は同市土田町の総合福祉センターひまわり館で、「きりっ子食堂」や市社協の約10人がおにぎりを作った。武佐学区の「スエばあちゃん食堂」のスタッフらが、子どもたちの家を訪れるなどし、36人においしい食事を手渡した。
 スエばあちゃん食堂代表の富岡早苗さん(72)は「学校が急に休みになった今だからこそ、食堂同士で協力して、できることをしたい」と話した。