大みそかを前に、豪快に鐘を突く僧侶ら(27日午後2時、京都市東山区・知恩院)

大みそかを前に、豪快に鐘を突く僧侶ら(27日午後2時、京都市東山区・知恩院)

 大みそかを前に、京都市東山区の知恩院で27日、「除夜の鐘」の試し突きが行われた。僧侶が撞木(しゅもく)につながる綱にぶら下がるようにして突くと、東山の山並みに低い音がとどろいた。

 僧侶が鐘の下に集まり念仏を唱え、1人ずつ交代で1本の親綱と16本の子綱を手にした。撞木最前部の親綱を手にした僧侶が「えーい、ひとーつ」と発声。「そーれ」と息を合わせ体をのけ反らせながら鐘を突くと、周囲に「ゴーン」と低い音が響き渡った。

 今年初めて大みそかの鐘突きに参加する大西浄彦さん(24)は「力み過ぎず真っすぐ突くように上司にアドバイスを受けた。当日はしっかりと責任を持って臨みたい」と話した。

 知恩院の大鐘は高さ3・3メートル、直径2・8メートル、重さ約70トンで日本三大梵鐘(ぼんしょう)の一つとされる。31日は午後10時40分から108回突かれる。