服飾関連の職歴を生かしてマスクを手作りし、京都市社協に寄贈する吉平さん(京都市中京区)

服飾関連の職歴を生かしてマスクを手作りし、京都市社協に寄贈する吉平さん(京都市中京区)

 新型コロナウイルス感染拡大予防に役立ててもらおうと、歴史愛好家でつくる京都歴史研究會代表の吉平裕美さん(62)=京都市伏見区=が27日、マスクを手作りし、市社会福祉協議会へ寄贈した。仕事先から着物肌着用の生地提供を受け、服飾づくりの職歴を生かし、自ら仕立てた計50枚を送り届けた。

 マスクは縦10センチ、横18センチの大人用サイズ。ガーゼを入れられるポケットを設け、鼻の形に合わせるワイヤを入れられるように縫製し、耳にかけるひもをゴムで代用した。吉平さんは、服飾デザイナーやパタンナーとして働いた経験を持つ。
 同研究会が講演を催す「ひと・まち交流館京都」(下京区)を運営する市社協を寄贈先に選び、同館の高松幸男所長(62)に手渡した。
 吉平さんは「仕事先にもマスク不足で悩む人が訪れ、自分の技術を生かしてできることをしたいと思った」と話している。市社協は市内の老人福祉センターで活用する方針。