初の個展を開催する野々村さん。書道と抽象画が融合した作品が並ぶ(京都府亀岡市・ガレリアかめおか)

初の個展を開催する野々村さん。書道と抽象画が融合した作品が並ぶ(京都府亀岡市・ガレリアかめおか)

 京都府亀岡市在住の書家の女性の初めての個展が27日、同市余部町のガレリアかめおかで始まった。書道と抽象画を融合させた現代風の作品の数々が会場を彩っている。29日まで。

 千代川町の野々村美芳さん(29)で、書家として活動する傍ら、昨年から抽象画も学んでいる。色彩や技法は違うが「感じたものを表現することは同じ」と、新しい作風の作品制作に没頭したという。会場は亀岡高在学中に書道部の展覧会を開いた思い出の場所でもあり、初個展の開催を喜ぶ。

 会場には、キャンバスいっぱいの「楽」の書や夜明け前を表現した「曙光」など約30点を並べた。パステルカラーを基調としたこの時季らしい作品も、訪れた人の目を楽しませている。野々村さんは「春は新しいことを始める人が多い季節。作品で励まし、後押しできたら」と話している。