湖東記念病院の患者死亡にまつわる再審 東近江市の湖東記念病院で2003年5月、入院中の男性患者=当時(72)=が死亡しているのを看護師が発見。滋賀県警は04年7月、人工呼吸器を外して殺害したと自白したとして、元看護助手の西山美香さんを殺人容疑で逮捕した。西山さんは公判で無罪を主張したが、懲役12年の判決が確定し、17年8月まで服役した。一方、第2次再審請求審で大阪高裁が同年12月に再審開始を決定し、19年3月に最高裁で確定。翌4月に始まった三者協議では、検察側が当初の方針を10月に一転させ、有罪立証を事実上断念する意向を示した。再審公判は20年2月3、10日の2日間で結審し、検察側は求刑を放棄。3月31日の判決公判で、西山さんに無罪が言い渡され、確定した。
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