支柱に沿わせるようにオリーブの苗木を植える参加者ら(宮津市難波野)

支柱に沿わせるようにオリーブの苗木を植える参加者ら(宮津市難波野)

 天橋立のある京都府宮津市府中地区でオリーブを育てて観光振興につなげようと、地域住民らが28日、地元の農地で苗木の植樹を行った。約15人が参加し、1メートル50センチほどの苗木を手際よく植えていった。

 同地区は多くの観光客が訪れる一方で、耕作放棄地も抱える。そこで、他の果樹に比べて手のかからないオリーブで景観を回復し、特産にもしようと住民らが初めて企画した。
 この日は、イタリア産の50本余りの苗木を用意。根をほぐし、計900平方メートルの農地に植えた。肥料には地元料理店などから出たイワガキを砕いて再利用する。
 中心となって活動する同市中野の古橋正美さん(60)は「大きく育てば、オリーブの枝を使ったリース作りや実を使った塩漬けなども考えたい」と話した。