25日水曜日の生放送をもって2年間続けてきたラジオ番組「ムーンライズ・キングダム」が最終回を迎えた。ほんとうにたくさんのメールが届いたし、SNSでもみんなが寂しがってくれていたり、番組との思い出を話してくれていたりして、放送中に何度も泣きそうになってしまった。

 ブースの中で4人で話している、というより誰かの部屋で少し無口な誰かと5人で話しているような感覚だった。ライブでもイベントでもこんなふうに感じたことはあまりなくて、姿が見えないラジオというメディアがもつちょっとした魔法だなと思う。5人目はもちろん、どこかの街でラジオの向こうにいる彼や彼女で、もしかしたら、今これを読んでくれているあなたなのかもしれません。

 ラジオ番組をもつのは僕たちの昔からの夢だったし、「ムーンライズ・キングダム」という場所はHomecomingsにとって誇りのようなものでもあった。ずっと続けばいいな、と思いながらやってきたし、まだまだ紹介したかったレコードや映画、小説や場所が数え切れないぐらいあるけれど、それはまた今度、またこんなふうに5人で集まったときにでもゆっくりと話せたらいいな、と思っているのです。