今月末で営業を終了する「スポーツハウス・リバーヒル大石」(大津市大石3丁目)

今月末で営業を終了する「スポーツハウス・リバーヒル大石」(大津市大石3丁目)

 大津市の宿泊施設「スポーツハウス・リバーヒル大石」(同市大石3丁目)が31日で営業を終了することになった。サイクリングの拠点として親しまれてきたが、近年は利用が低迷し、今後も経営改善が見込めないと市が判断した。市は跡地利用を検討している。

 瀬田川沿いの自然に囲まれたリバーヒル大石(鉄筋コンクリート2階建て延べ床面積1300平方メートル)は大小16の宿泊室を備える。財団法人自転車道路協会が主体となり1994年に開設し、2000年の同協会の解散後、市が運営を引き継いだ。
 川沿いのサイクリングを楽しむ家族連れらに利用されたが、近年は宿泊客が年間3千人を割り込み、市が指定管理者に支払う管理料約1700万円で赤字を実質的に補っていた。テニスコートなどを備える近隣施設「大石緑地スポーツ村」との連携による誘客を探ったものの、設備の老朽化もあって営業継続を断念した。
 跡地について、市は売却や賃貸借を検討。3月中旬まで民間のアイデアを募ったところ、工場や福祉施設としての利用希望が数件寄せられたという。
 近くでは市のグラウンドゴルフ場の整備や新名神高速道路のスマートインターチェンジ設置が予定されており、市公園緑地課は「周辺環境の変化を見極め、有効な方策を考えたい」としている。