役員経験者らがよりよいPTAを考えた勉強会(大津市浜大津4丁目・明日都浜大津)

役員経験者らがよりよいPTAを考えた勉強会(大津市浜大津4丁目・明日都浜大津)

 参加を強制しない主体的なPTAの在り方を学ぶ勉強会が28日、明日都浜大津(大津市浜大津4丁目)で開かれた。入会は申し込み制、参加は活動ごとのエントリー制に切り替えた名古屋市のPTAの事例を聞き、市民ら約30人が意見交換した。

 PTAの役員選びの方法や活動内容に課題があると考える大津市民のグループ「PTA適正化実行委員会」が昨年に続いて開いた。名古屋市立吹上小の前PTA会長下方丈司さん(50)と大津市生涯学習課長押栗雅則さんが講師となり、県内外の役員経験者らが参加した。
 下方さんは、投票で役員に選ばれても辞退する保護者が相次いだことをきっかけに、3年前からPTAの学級委員や地区委員を廃止し、行事や企画ごとにメールシステムで参加者を募るエントリー制に変えた経緯を資料を示しながら説明した。
 入退会は自由だが、保護者と教職員の95%が会員になっているといい、下方さんは「『やってみたい』と思えるPTAにしていかないといけない」と話した。
 校長向け「PTA運営の手引き」を2018年に作成した押栗さんは「なくてはならないと思うが、やり方は見直していい」と指摘。大津市内でもPTAを解散して保護者会に移行したり、行事ごとに参加者を募るイベント方式に切り替えたりする学校があると話した。講演後、参加者が2グループに分かれて意見交換した。